体外受精 / ERA検査 / 精子提供

女性の年齢とともに、どうしても卵子も老化が進行します。
そして卵子の老化が進むと、染色体異常が出やすくなり、着床率の低下や流産率の上昇へと繋がります。

 

そのため年齢の若いうちや、がん治療などで妊娠能力が落ちる前に卵子凍結保存をすることで、将来の妊娠に備えることに繋がります。

未受精卵子の凍結保存では、卵巣刺激を行い、卵巣内で複数の卵子を発育させます。そして育った卵子を採取し、未受精卵の状態で凍結保存をします。
一般的に体外受精での採卵と同じ流れとなります。
当院では卵子凍結、将来解凍しての体外受精にも対応しておりますので、ご興味のある方は一度お問い合わせください。

出産の高年齢化
出産の高年齢化

上記のグラフは日本の出産年齢を、30年ほど前と比較し推移を表したものです。
30年前には第1児の出産年齢が平均で26.8歳だったものが、2015年では30.7歳へと上がっています。30年ほどの間に平均年齢が4歳も上昇していることになります。

近年日本では晩婚化が進み、結婚年齢、そして子どもをもつ年齢が急速に上昇しています。

年齢と不妊の関係
不妊治療での年齢別ぶんべんり分娩率

日本産婦人科学会公表の資料から作成をしたグラフとなります。

不妊治療を継続していても、年齢が上がるにつれて分娩率は下がります。35歳では16.3%、40歳では8.1%、45歳では0.7%となり、年齢が上がるほどに子どもをもつのがだんだんと難しくなることがこのグラフからもわかります。

​年齢が上がることと不妊の理由にはさまざまありますが、中でも最も大きいのが卵子の老化、そして染色体の異常です。

高年齢化による流産率の上昇
不妊治療での年齢別流産率

35歳を超えると流産率は上がり、40歳では35.4%、45歳では67.5%となります。

年齢とともに流産率が増えてしまうのには、原始卵胞、染色体異常という大きな2つのキーワードがあります。

原始卵胞の減少
卵子の元になるものに、原始卵胞というものがあります。実は女性は生まれる前にピークを迎えており、生まれてきてから新たに作られることはありません。そのため、原始卵胞は年齢と同じ分だけ歳をとり、卵子もその分だけ歳をとることになるのです。

・胎児のとき: 600万個
・生まれたとき: 200万個
・生理が始まったとき: 10万個
そして、1回の月経周期で約1000個が減っていき、年齢が高くなると原始卵胞の数が減っていきます。

染色体異常率の上昇
原始卵胞の数だけでなく、年齢が上がると、卵子の染色体に異常が出やすくなるという問題があります。
減数分裂とは染色体の数を半分ずつに分ける仕組みで、原始卵胞は第一減数分裂の途中でストップしています。その中断している状態から覚めて、本来は半分ずつに分かれるものが、均等に分けることができない、ということが起こります。
減数分裂がうまくいかないと、授精をしても染色体の数が一本少なかったり多かったりします。その場合、受精卵が十分に育たなかったり、育った場合でもうまく着床ができなかったり、着床しても流産してしまう、ということが起こります。

こうした染色体異常は女性の年齢に関わらず起きますが、年齢が上がるほどに原始卵胞も歳を重ねますので、その割合が高まってしまいます。

高年齢化と染色体の異常というのは密接に関わっているものなのです。そのため、当院で行っている着床前スクリーニング(PGS)は、この染色体異常の胚を見分け、正常なものだけを移植するため、着床率を上げ、流産率を下げることに繋がっています。

​台湾の不妊治療技術
妊娠率と流産率

2016年には国際生殖補助医療監視委員会(ICMART)が、2010年時点での世界各国の不妊治療に関する調査結果を発表しました。
こちらのグラフでは、主要国のデータを整理したものを示しています。
さまざまな条件が絡み合っているため、一概には各国の治療の比較はできないのですが、ご覧の通り1回あたりの採卵での妊娠率、出生率は国により異なった結果となっています。

子宮内膜再生PRP療法

子宮内膜再生PRP療法は、子宮内膜の厚さで悩む女性に対するものです。日本では臨床研究の段階ですが台湾ではすでに行われている治療方法で、当院でも実施しております。

血小板は一般には怪我をしたときに出血を止める作用があることが知られていますが,それだけでなく細胞の成長を促す物質や免疫にかかわる物質を含んでいることがわかりました。

PRP療法とは、女性自身の血液から抽出した高濃度の血小板を子宮内に注入する方法です。血小板から放出される成長因子の修復能力を使って、子宮内膜を成長・修復させて、子宮内膜を厚くします。

子宮内膜が十分な厚さまで育つことで、受精卵が着床しやすくなる可能性が高くなると考えられています。

まだ台湾での正式な統計は出てきてはいませんが、平均的に2mmほど子宮内膜を厚くすると言われています。

【費用】子宮内膜再生PRP療法は、計2回が必要で20,000台湾ドルとなっております。その他に体外受精の費用がかかります。

なお、ご自身の血液が不足する場合にはGCSF療法に切り替え、その場合の費用は16,000台湾ドルとなります。

ERA検査

ERA検査は、正式には子宮内膜着床能検査と呼ばれるものです。

これは移植の着床率を高めるもので、胚移植での妊娠率が約25%向上と言われています。それぞれの方の着床に適した期間(着床の窓)を特定することで、最適なタイミングでの胚移植が可能となります。

下記のような方にERA検査は選ばれています。

・良質な胚を移植したにも関わらず、着床に至らなかった方

・自分の着床の窓(着床に適した期間)を知りたい方

・胚移植を行うタイミングを把握したい方

精子提供

無精子症といった男性側の不妊原因により、妊娠が難しい場合には精子提供を受けることが大きな選択肢となります。

当院は精子バンクを設け、お客様のご希望になるべく合うドナーの精子を選び、受精に使用しています。

当院では独自の厳しい基準を設けており、精子バンクに登録された精子を受精に使用するには、合計2回、半年にわたる期間を設けています。

 

■精子バンクの登録、精子使用の流れ

Step 1: ドナー候補者の健康診断を実施し、感染症や遺伝性疾患のないことを検査により判断します。

Step 2: 精液採取、凍結保存・・・まだこの状態では使用しません。

Step 3: 精液採取から半年後に、再度2回目のドナー検査を行います。

Step 4: 2回目のドナー検査も異常なしと認められる場合のみ、精子バンクに凍結されている精子を解凍し、受精に使用します。

卵子提供 / 不妊治療

大新生殖中心

​Dashin Reproductive Center​

台湾 台中巿南屯區大進街449號 (繁體中文English)

TEL: +886-4-2320-6969

E-Mail: info@dashin.jp

平日10〜19時で日本語可能なスタッフが常駐していますので、ご質問ありましたら、メール・お電話にてお気軽にご相談ください。

原則土曜日は17:30まで、日曜日は休診となります。

*卵子提供のいろはでも、治療をより詳しく説明をしています。

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